当センターには長年にわたり収集してきた資料のうち、現在では受入の経緯が判明しない寄贈資料が多数ありました。それらを資料の内容や書き込み等から下記のように分類し、整理を行いました。
進歩党、憲政本党、立憲国民党に係る国政資料(明治29年~大正元年)及び地租条例改正など租税に関する資料(明治31年~37年)で構成されています。
資料リスト(194KB)
美濃口時次郎氏は昭和2年東京商科大学(一橋大学の前身)を卒業し、協調會参事、内閣調査局専門委員、企畫院調査官を経て、一橋大学、名古屋大学教授を歴任しました。人口問題、労働問題等の著作があります。当センター所蔵分は主に企畫院調査官時代の業務資料(大正9年~昭和19年)とみられます。
資料リスト(585KB)
大川一司氏は明治41年、静岡に生まれ、昭和8年、東京大学農学部農業経済学科卒業後、一橋大学教授、経済企画庁経済研究所初代所長、一橋大学経済研究所長等を歴任しました。「長期経済統計」をはじめとする日本の経済成長に関する研究を行いました。
多方面の審議会等で使用した資料(主に昭和20~30年代)を中心に構成されています。なお当センターで未所蔵の図書資料は受入し、一般資料の中に混排しています。
資料リスト(253KB)
貴族院議長松平頼壽宛に提出された法律案、予算案等で構成されています。資料の多くは昭和15年3月の日付があり、全て紐で一つにくくられていたものです。
資料リスト(118KB)
工藤弘安氏は大正13年新潟県に生まれました。昭和23年東京大学第一工学部応用数学科卒業後、統計委員会事務局に採用され、行政管理庁統計主幹を最後に退官しました。成城大学教授、統計審議会委員、国際連合統計委員会委員等を歴任しています。
資料の主な内容
なお上記の資料のうち、当センターで未所蔵の図書資料は受入し、一般資料の中に混排しています。
資料リスト(236KB)
昭和34(1959)年の総理府設置法一部改正により設置された「税制調査会」(昭和34年設置~昭和36年12月最終答申)における会議資料群です。昭和34年~36年に開催された以下の会議における資料に加え、それらと共に保管されていた新聞記事(内外景気指標)のスクラップで構成されています。
同調査会は租税制度に関する重要事項を調査審議する目的で設置され、本学・中山伊知郎が会長を務めました。ほか、本学から木村元一が委員として、藤津清治が専門調査員として参加しました。
資料リスト(186KB)
資料付属目録
(238KB)※資料を収蔵したバインダーに貼付されていた目録の記載内容をまとめたものです。
附属図書館に長年保管されていた本学教員旧蔵資料(山口茂氏、鬼頭仁三郎氏、高橋泰蔵氏ほか)を2019年から経済研究所で調査し、戦中、戦後期の経済資料として社会科学統計情報研究センターで所蔵することとなりました。来歴ははっきりと判明していませんが、山口茂氏関連資料はご子息より寄贈された資料の内、「軍配組合」関係史料(附属図書館蔵)に関連するものを除いた分と考えられます。山口氏は経済学者であり、昭和25(1950)年から附属図書館長を務めました。
内容は保管されていた箱ごとにリスト化しました。戦中の大陸経済に関する調査資料、戦後の経済政策に関する研究資料や、研究所の前身である東亜経済研究所の原稿用紙に書かれた手稿類が多く含まれています。
なお本学で未所蔵の図書資料は一部受入し、統計情報センターと経済研究所資料室の一般資料の中に混排しています。
杉本栄一氏は明治34(1901)年東京に生まれ、府立第一中学を経て東京商科大学に入学、福田徳三ゼミナールで学びました。卒業後は母校の東京商科大学でマルクス経済学、計量経済学の研究を行いました。東亜経済研究所(経済研究所の前身)の設立にも関わり統計部長として、内閣統計局から委嘱された家計調査改正の企画立案に当たったことから、家計調査関係資料が多数残っています。また戦時中の生計費や食糧行政に関する資料も含んでいます。
経済研究所でご遺族から寄贈を受けた資料のうち、文書以外の図書資料は本学未所蔵分を受入し、統計情報センターと経済研究所資料室の一般資料の中に混排しています。
資料リスト(236KB)
ここには、出所が不明の資料をまとめました。年代は大正2年に遡るものもありますが、ほとんどが昭和20~50年代の政府統計関係資料で構成されています。また、昭和30~40年代の東京都の固定資産関係資料を含みます。
中には劣化が激しいもの、散逸して部分的に残っている資料も含まれます。
資料リスト(301KB)
事前のお申し込みが必要になります。貴重資料等閲覧申請書に必要事項を記入し、当センターにご連絡ください。なお、個人情報が含まれる場合は閲覧をお断りする場合がありますので、あらかじめご了解ください。