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近代統計発達史文庫

 

範囲と内容

本文庫は、以下の3群で構成する。

第1群

『総理府統計局百年史資料集成』(1973-1984刊)編集のために集められた、文書類(402点)

第2群

川島孝彦元内閣統計局長自身による、手書き資料(学生時代の講義ノート、日記や、私的なメモ類、統計制度に関する研究記録、業務上の備忘録など)や、川島が職務上収集して編綴した、資料、スクラップブックなど多様な資料(715点)

第3群

川島孝彦元内閣統計局長旧蔵書(461点)

 

概要

「斃れるまで勉強しやう」[資料509]
ともすれば近代統計発達史では、元内閣統計局長・川島を、中央統計庁構想や道府県・地方統計組織の構築者としてのみ描き出すが、このようにして今回、資料目録をまとめたことによって、川島という、人物・血の通った人間像=「人間・川島」を、近代統計発達史の中に組み込むことができた。
この資料は、「人間・川島」として暮らした世界、「高等文官・川島」としての社会的地位・環境それぞれの中で、どう行動し自己を表現したかを、絵解く史料群でもある。
以上のように、近代統計発達史と川島の思想形成を、時代の中で描き映し出す二重構造を形成する資料群である。

目録

『近代統計発達史文庫目録』 一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報研究センター,2017(統計資料シリーズ No. 72)pdficon45x45.gif(40MB)
【請求記号:D06:H77:(72)】

排列

第1群は、柳洋二氏(統計局統計情報システム課統計情報企画室)の分類を改訂し排列した。
第2群は、資料が作成された年順に排列してある。なお本資料群の中には、川島の家族関係などプライバシーにかかわる内容を含む資料が多く含まれるが、学術的意味が大きいことから、ご遺族の了解を得て、80年間非公開とし、2096年度末に公開の是非について見直すこととした。公開、非公開、一部非公開の別は目録に示してある。
第3群は、著者もしくは編者等のもとに排列し、欧文の場合はアルファベット順、邦文の場合は50音順とした。なお、旧蔵書と分かるよう寄贈印が押されている。

利用方法

目録に、「公開」となっているものについては、事前の閲覧申請書の提出は不要です。「非公開」「一部非公開」については、目録解題のとおり、2096年後に公開の見直しをします。「公開」の文書に関しては、著作権法31条のもとで複写できます。

原則、以上になりますが、資料の保存状態の確認等のため、なるべく事前に当センターにご連絡ください。

関連資料

佐藤正広(2017)『「川島孝彦 ―人物像と統計―」』総務省統計研修所 ディスカッションペーパー No.3exlink.png

森博美(1991)『統計法規と統計体系』法政大学出版局

島村史郎(2008)『日本統計発達史』日本統計協会

島村史郎(2009)『日本統計史群像』日本統計協会

森田優三(1980)『統計遍歴私記』

小田原登志郎ほか(1958)「川島先生の人と業績」『統計』9巻5号

川島孝彦 Wikipediaexlink.png