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沿革

一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報研究センターは、社会科学統計に関する情報を網羅的に収集整備し、学術研究者に広く提供することにより、日本経済を中心とする人文・社会科学研究の向上に寄与することを目的としています。
1964年4月、「それぞれの学術分野における専門資料をその部門の適当な研究機関で完全に収集し、これを研究者の共同利用に供する」という日本学術会議の勧告に基づき、人文社会科学の全国共同利用施設として、「一橋大学経済研究所附属日本経済統計文献センター」が発足しました。
1970年には、日本経済に関する歴史統計のデータ・センターを目標とする研究活動も開始し、1988年、拡充改組して名称を「日本経済統計情報センター」と改め、オンライン・ネットワーク・システムによるデータベースの公開を開始しました。
さらに2002年4月には「社会科学統計情報研究センター」への拡充改組を行い、社会科学統計情報の収集に取り組むとともに、新たにミクロデータ分析セクションを設け、ミクロ統計の利用を促進する活動を開始しました。

昭和37年5月 日本学術会議がドキュメンテーション専門センター構想を勧告
昭和39年4月 人文社会科学の全国共同利用施設として「日本経済統計文献センター」を設置
昭和41年3月 産業経営研究施設との合同施設が完成
昭和45年 経済研究所の研究体制制度検討委員会が、センターのデータバンク機能の強化等を提唱
昭和51年3月 独立庁舎が竣工
昭和57・58年度 日本経済統計データベース需要動向調査を実施
昭和63年4月 実験系施設として「日本経済統計情報センター」に拡充改組
平成元年10月 改組にあたりセンター中長期事業構想検討委員会が答申
平成3年度以降 LTESデータベースの利用講習会を実施(平成6年度まで毎年実施)
平成7年度以降 全国文献・情報センター人文社会科学学術情報セミナーを開催
平成8~10年度 特定領域研究(A)「ミクロ統計データ」(領域番号14)の総括班の事務局を担当
平成13年7月 日本学術会議学術基盤情報常置委員会が、「情報化社会における政府統計の一次データの提供形態のあり方について」を公表
平成14年4月 上記対外報告を受け「社会科学統計情報研究センター」として拡充改組
平成16年4月 「ミクロデータ分析セクション」を設置
平成18年11月 「政府統計ミクロデータの利活用促進に関する活動」が、財団法人日本統計協会平成18年度統計活動奨励賞を受賞
平成19年9月 「学術研究のための政府統計ミクロデータの試行的提供活動」が、日本統計学会第3回統計活動賞を受賞
平成21年3月 「国立大学法人一橋大学と独立行政法人統計センターとの間における連携協定に関する基本協定」を締結
平成21年6月 独立行政法人統計センターのサテライト機関として匿名データの提供を開始
平成22年12月 独立行政法人統計センターが、小平国際キャンパスの国際共同研究センタープロジェクト1室をオンサイト利用施設として認証
平成24年3月 センター建物改修竣工